小説




「ドロップ」 (2008年8月書き始め、同月完成)
 ・短編。
車で旅行するカップルの物語。
目的地へ向かう途中、休憩と買物を兼ねてコンビニに立ち寄った2人。そこで主人公の男は彼女に買物を任せ、車内で休んでいたのだが、彼女は頼んだものを買ってこない。
そこから話は急展開を見せるのだが……


「ドロップ 2つぶめ」 (2008年9月書き始め、同日完成)
 ・短編。
上記「ドロップ」の続編。
コンビニを出た2人の会話がメインの物語。相変らず話のキーアイテムは缶入りのドロップ。
買った時はカラカラと乾いた音が鳴っていたのだが、それに少し変化が起き始める。その変化とは?


「ドロップ 3つぶめ」 (2008年9月書き始め、同日完成)
 ・短編。
連載短編「ドロップ」3作目。
目的地まではあと僅か、特にやる事もなく車は快適に走っている。
そんな中、相変らずのやり取りを続けている2人だが、ここで少しだけカップルらしい(?)イイカンジに。


「ドロップ 4つぶめ」 (2008年9月書き始め、同月完成)
 ・短編。
連載短編「ドロップ」4作目。
2人は目的地の宿を目の前にして最後の寄り道。夜に部屋で食べるお菓子や飲物を買うべくスーパーに立ち寄る。
お互い別々にカゴを持って買物をする2人だが……




「五」 (2008年8月書き始め、同月完成)
 ・怪談。
怖い話を披露する事になった男の物語。
怪談の大トリを任せられた主人公が話す、5つの怪談話。その中には有名な話もあれば珍しい話もあり、聞く者を引き付けていく。
5つの話には全て伏線が張られており、語られた後に何かあると言うのだが……


「こわいはなし」 (2008年8月書き始め、同月完成)
 ・短編
上記怪談話のアフターストーリー……でも何でもない全く別物の短編。
タイトルとは裏腹に内容は軽くてゆるい物語です。話の中に怪談話が入ってくる所もありますが、話としては完全にコメディです。




「ウエストタイトストーリー」 (2008年8月書き始め、同月完成)
 ・短編。
モデル並のスタイルの彼氏を持つ女の子の話。
彼女は決して太っている訳ではないのだが、それ以上に細い彼氏にいつも「太い」とからかわれていた。彼女は彼を見返すためにダイエットを決意、努力の甲斐もあって一応成功はするものの、そのままハッピーエンドとはいかなかった。彼女に何が起きたのか?




「キキメシ」 (2008年8月書き始め、同月完成)
 ・短編。
部活帰りの学生2人の物語。
空腹でフラフラになりながら夕飯が待っている我が家に向かって歩いていると、周囲の家々から夕食の匂いが漂ってくる。最初はその匂いに更に空腹を増して行くのだが、会話の流れから匂いで料理当て対決になっていく……という話です。




「突撃 みんなのキーボード」 (2008年6月書き始め、7月完成)
 ・短編。
何気ない会話から検証を始める事になった2人の話。
主人公のパソコンを使っていた友人がふとキーボードに注目、自分とは異なる使用状況に興味を持ち、その事を話した主人公も同様に関心を抱く。そして2人は周囲の友人・知人を訪ね、それぞれどういうキーボードの使用状況かを調べて回る、という物語。




「おしぼりアナグラム」 (2008年6月書き始め、同月完成)
 ・短編。
何気ない日常の物語。
平日の昼食時、混んでいる店の中で注文した料理を待っている暇つぶしとして、手元にあったおしぼりを使ってアナグラム(言葉の並び替え)を行なうのだが……という話。
アナグラムの楽しさ、面白さが少しでも伝わればいいなと思います。




「寒天」 (2008年5月書き始め、6月完成)
 ・短編。
不思議系理不尽物語。
ある日主人公が風呂に入っていると、いつの間にかお湯が寒天に変わっていた。
何が何だか判らないが、寒天に固められたのだけは(認めたくないが)事実。何とか脱出しようと対策案を練るのだが……


「はんぺん」 (2008年6月書き始め、同月完成)
 ・超短編。
上記短編「寒天」のアフターストーリー。
寒天からようやく開放された主人公。しかしその直後、今後は何と布団が巨大なはんぺんに変わっていた。この現象に主人公は先の寒天と同じく驚くかと思いきや……




「プリンヨーグルトライス」 (2007年8月書き始め、同月完成)
 ・短編。
同棲中のカップル2人の物語。
ある日の夕食時、料理が並んだ食卓の前で繰り広げられるドタバタモノです。ちょうどこの時期、似たような体験をしたのでそれを元に書いてみました。




「わらしべ彼女」 (2007年3月書き始め、同月完成)
 ・小説。
たまたま買物をした店から試供品のノド飴をもらったのをきっかけに、次々と物々交換の機会に遭遇し、その度に手にするものがランクアップしていく主人公。
そんな現代版「わらしべ長者」を続けていくうち、最終的に主人公は予想外のものを手に入れる……というコメディタッチのラブストーリーです。




「うらはらはーと」 (2007年3月書き始め、同日完成)
 ・短編。
世界中を駆け回るプロカメラマンの彼を持つ女性の物語。
彼には好きな仕事を一生懸命してもらいたい、邪魔や迷惑にはなりたくない、でもやっぱり近くにいたい、一緒にいたい……
そんな揺れる心、解っているけど逆の事をしてしまいそうな自分。しかし彼女はそういう部分と決別すべく、密かにある決意を持っていて……というヒロインの心境を描いた物語です。




「終わりの旅路」 (2006年12月書き始め、2007年2月完成)
 ・小説。
最終的な目的を「死」に定めつつも、明るく前向きに旅を続けていく男女の物語。
偶然とも現代的ともいえる出会いを経て仲良くなった2人だが、ヒロインが精神的負担を抱えて錯乱してしまった事をきっかけに、自身の人生と生活を投げ打って2人で旅をする決意を固める主人公。
旅は楽しく、ヒロインとの仲もさらに良くなっていくのだが、それでも最後に待ち受けているのは人生の終焉、というのは変わらない……
愛情の形は人それぞれ、同様に幸せの形や歩む道もまたそれぞれ、という事を根幹に置いて描いた恋愛モノです。




「自棄のエチュード」 (2006年12月書き始め、同月完成)
 ・小説。
とある事情で微妙な額の借金を抱えてしまい、勝手に行き詰ったと自暴自棄になった主人公が「どんな手段でもいいから金を調達しよう」と考え、金策に走る物語。
……序盤は自分が体験した実話が往々にして混じっていますが(苦笑)、それ以降の展開は完全にフィクションです。



「うまきす」 (2006年12月書き始め、同月完成)
 ・小説。
付き合いは長いけど交際を開始したのは最近、という高校生カップルの物語。
某有名PCゲームに触発された……訳ではありませんが、自分の中で「いいな」と思うキスのシュチュエーションを書いてみた話です。それなりに恋愛要素が含まれているような気がしますがどうでしょう。



「SM 変態姉弟ディナー」 (2006年11月書き始め、同月完成)
 ・短編。
色々な意味でギャグな話です(笑)
……もうそれ以外に説明出来ませんし、するのは野暮のような気がしてなりません。
構想から完成まで2日で書き上げた勢い重視の話です。いつも以上にライトな感で読んでくれると助かります。




「はくいきしろく」 (2006年10月書き始め、同月完成)
 ・小説。
雪国に住む大学生3人組の物語。
ある日、いつものように主人公の部屋に集まった3人。しかしいつも違うのはストーブの灯油が切れ、外と変わらない寒さだった。
物語はそんな寒い部屋の中、毛布に包まった主人公達のやり取りを描いたラブコメディ。毛布の枚数的にヒロインと一緒の毛布に包まる事になった主人公の話です。



「カフェラッテはマグで飲む」 (2006年9月書き始め、同月完成)
 ・短編。
過去に同じタイトルの話を書いていますが、内容は別物です。間違いではありませんのでご安心を(笑)
物語は「同じタイトルで全く違う話を書くとどうなるか?」という試験的発想+αの元で書いた、喫茶店を舞台にした話です。
前の話はラブコメ寄りでしたが、今回は違うジャンルです。自分の喫茶店論を述べているだけ、という見方も出来ますが(苦笑)



「忘れない事が」 (2006年9月書き始め、同日完成)
 ・短編。
某シナリオライタ−募集の課題作品用に書くも、文字数制限オーバーにより応募を見送った物語。
内容は子供の頃にダム建設で祖母の田舎を失い、その風景をいつまで経っても忘れないよう心に決めていた主人公がいつの間にかその想いを忘れてしまい、このままではいけないと行動を起こす…という話です。



「トークルーム」 (2006年9月書き始め、同日完成)
 ・短編。
放送部に所属する2人の物語。
放課後、それも短い時間の校内放送を担当する主人公と親友。その必要性の低さから、かなり自由に喋っては番組運営を楽しんでいた2人だが……
内容は2人の校内放送の様子がほとんど、物語の前後以外は全て「」内の会話だけで構成されている……という試験的要素の強い物語です。



「2550ゲームの果てに」 (2006年8月書き始め、9月完成)
 ・小説。
偶然の出会いとパチスロを通してお互いをよく知り合えた男女の物語。
構成としては現在パートと過去パートを交互に展開させ、2人が知り合う経緯やその後の関係を説明しながら進む……という多面展開系の話。
内容はお金を落として途方に暮れていたヒロインが街中で主人公に出会い、パチスロで落とした金額を取り戻す昔の話を、久々に会った2人が思い出しながら当時と同じ機種を打つ……という話です。



「カフェラッテはマグで飲む」 (2006年8月書き始め、同日完成)
 ・短編。
カフェラッテ(カフェオレ)にハマった彼女とそれに付き合う彼氏の物語。
好きになったらとことん、どこまでもそれを追い続ける彼女がある日立ち寄った喫茶店にてカフェラッテに目覚める。
そしてカフェラッテの美味しさを知ってもらうべく彼氏を招待してお茶会を開くのだが……

物語のジャンルとしてはラブコメ、いい意味でフランクな関係の彼氏彼女を描いてみました。



「フレンドシップサマー」 (2006年8月書き始め、同月完成)
 ・小説。
久し振りに故郷に帰って来た親友と、ずっと地元に残っていた主人公の物語。
……夏、それは主人公達にとってたくさんの思い出がある季節。
昔を懐かしむ歳になってしまったが、それでも当時からの仲は変わる事はないと思っていた主人公。それは親友も同様、今回の帰郷もそれまでのように楽しいものになると考えていたのだが、事態は思わぬ方向に……
住む場所やお互いが置かれた状況、例えそれがかけ離れたものであっても、精神的な繋がりは、そして友情はそう簡単に崩壊しない…という事を描いた友情系の物語です。



「ハート・ボーン!」 (2006年6月書き始め、7月完成)
 ・小説。
弱小バレーボール部のキャプテンとマネージャーの物語。
リーダーシップがある……と言うよりはお人好しで面倒見がいいためキャプテンになった主人公。
そんな不慣れな立ち位置にいながらも一生懸命な主人公に好意を寄せているのが同じ部のマネージャー。
しかしなかなかきっかけが掴めず、自分の思いを伝えれないでいたのだが、主人公の身に起こったちょっとしたトラブルから2人の関係は急展開……というコメディー要素の強い恋愛モノです。



「幸せの食卓」 (2006年4月書き始め、5月完成)
 ・小説。

ある日突然精神を病んでしまった母とその息子の物語。
主人公は日々の生活を送りつつ、母の容態が回復する事を願って色々と努力する青年。
ちょっとした情報を元に、僅かな可能性を信じて一生懸命頑張り続けていく……というのが大まかな話の流れです。
日常生活において起きないとは言い切れない事象、もし起きたら大変だろうなと思った事を書いてみました。




「理想の形図 -異なる世代と交わる目線-」 (2006年3月書き始め、同月完成)
 ・短編。
第19回銀の雫文芸賞応募作。
テーマは高齢化社会。内容は主人公の青年が電車でお年寄りに席を譲る、譲らないで葛藤、
その様子を感じ取ったお年寄りと打ち解け、双方の立場から今後の社会について話し合う……というお話です。
正直主催者側の意向に沿った内容になったかは判りませんが、薄っぺらな感動系、お涙頂戴系を書くより
等身大の観点、いっそのこと自分の理想となる社会の形をそのまま描こうと思い書きました。




「ちょっと前の物語。 〜前世代高校生の恋愛模様〜」 (2006年3月書き始め、同月完成)
 ・小説。
学校祭でライブを行うことになった普通の高校生の物語。
内容は音楽をやっている友達に頼まれ、学校祭で組むバンド入る事になった主人公と、その想い人であるクラスメートとの恋物語になっています。
青臭さ満載、カッコ付けたがりの主人公を描いてみたつもりです。……ちょっとだけ自分の実体験が入ってます(笑)




「北風と太陽の天使」 (2006年2月書き始め、同月完成)
 ・小説。
人間味のある、ちょっと変わった天使の物語にはどんな形があるのだろう、と思って書いた物語。
内容はキューピット役として人間の縁結びを役目にしている2人の天使が「どちらが早く幸せなカップルに導けるか」という勝負をするお話です。
裏課題は「同じような口調のキャラクタの書き分け」。……成功したかどうかは正直わかりません(苦笑)



「日記」 (2006年1月書き始め、同月完成)
 ・短編。
文章スタイルについて実験的な要素を含んだ物語。
内容はタイトルの通り日記形態、最後まで主人公視点のみで展開していく少し変わった形式になっています。
裏テーマは「視野狭窄」、強すぎる想いは時として自身の崩壊を招く危険性を秘めている…という事を織り交ぜて描いてみました。




「One Lovers Story 〜君のとなり、君の笑顔〜」
 -I wish always for your smile and your side-   (2005年12月書き始め、同月完成)
 ・小説。
テーマを恋愛要素一本に絞って書いた物語。
内容は双方の親の仕事の関係でいきなり同居する事になった、たくさんの接点を持つ主人公とヒロインの純愛ストーリー。自分的にはかなりの直球勝負を挑んだつもりです。



「羽虫」 (2005年10月書き始め、11月完成)
 ・小説。
他の物語とは違い、ダークな色合いの強い物語。
「書き物論」で自分が語ったものとはかけ離れたものに仕上がってしまいました。
内容は左足を失い、絶望した男が正常と異常の間を彷徨いながら次々と人を殺傷していく……というもので、初めて書いた非ハッピーエンドの物語です。実験要素が強く、一切「」での会話が登場しないのが特徴です。



「カシューナッツな夕食」 (2005年10月書き始め、11月完成)
 ・短編。
料理をする物語を書こうと思い、先の「ジャガ、コロ、サラダ」の設定をほぼ流用して書いたお話。
内容はあまり料理が得意ではない姉妹が夕食を作ることになった……というコメディー。
お笑い要素を強め、ちょっとした漫才やコントのような掛け合いをメインとした作りになっています。



「ジャガ、コロ、サラダ 〜ある姉妹の夕方に〜」  (2005年8月書き始め、9月完成)
 ・短編。
何気ない日常生活の描こうと思い、短期間で一気に書き上げた物語。
内容は少々ひねくれた言動を取る優等生の姉と、元気と明るさが取り柄の妹による軽快なトークを中心としたもので、会話の楽しさと姉妹のやり取りに重点を置いたコミカルな物語になっています。



「チカラの意味」 (2002年12月頃書き始め、2003年3月完成)
 ・小説。
内容は霊能力者の主人公が仲間達と共に霊被害に苦しんでいる人たちを助けていく……という内容の物語です。
作品は序章・間章を含む全6章構成になっていて、各章ごとに違う仲間と一緒に問題を解決していく流れになっています。










<トップへ>


inserted by FC2 system